渋谷署で署員が結核に集団感染

2016年4月13日 カテゴリ: タイムリー

警視庁の渋谷署で、署員19人が結核に集団感染しました。なぜこのようなことが起きたのでしょうか。結核に感染した原因と、結核とは何かを解説します。

原因は留置場内の男性

渋谷署にある留置場内で、60代の男性が倒れているところを発見され、その後死亡しました。その男性は健康診断で何も発見されませんでしたが、死亡する数日前から体調を崩していました。男性は解剖され死因が結核であることが判明しました。これが起きたのは2015年2月のことでした。

それからしばらくした2015年12月、上記の男性を担当していた署員が体調を崩します。その結果、結核だということが判明。その後、保健所が検査すると20代から60代の警察官、職員が結核に感染してしまいました。結核に感染したのは19人にのぼります。

二次感染も疑われている

19人の感染者のうち、16人は結核で死亡した男性と接触していましたが、3人は男性とは接触していないため二次感染も疑われています。

結核とは何か

そもそも結核とは何なのでしょうか。結核の症状や原因などをご紹介します。

結核の症状

結核は初期症状に風邪に似た症状が現れ、体重の減少、寝汗をかくなどのちょっと変わった症状が長く続きます。その後、息切れが起きてきたり、血痰などが出るようになります。場合によっては呼吸困難で死亡してしまうこともあります。

結核の原因

結核菌よ呼ばれる細菌が体内に入ることで感染する感染症です。また、結核菌を持っており、既に結核が発病してしまった人から移ることもありますので、上記のような二次感染が起きうるのです。

結核になりやすい状況

結核菌に感染しやすい人とそうでない人がいます。

  • ストレス
  • 糖尿病・胃潰瘍
  • 遺伝
  • 喫煙
  • 免疫力が弱い

これらの条件を持っている人は結核に感染しやすいと言われています。最近ストレスを非常に受けている場合や、親などが結核を持っている場合は結核になる恐れがある事を頭に入れておく必要があります。

結核検査をしよう

結核のような症状が出ている場合は病院へ行きましょう。内科へ行けば結核かもしれないということで様々な検査を受けることができます。

結核の検査方法

結核の検査方法は肺のレントゲンを撮り、結核菌が体内にあるか痰を採取して検査(喀痰検査)します。それ以外にも検査を行う方法はありますが、代表的なのはこの2つです。これらの検査によって、結核か否かを判断します。

結果が出るまでには時間がかかる

痰を喀痰検査に出してから数ヶ月経たないと結核かどうかは判断できません。そのため、症状が重くなってから病院に行くのではなく、軽い症状が出ていても内科へ足を運んで結核ではないか確認する必要があります。

結核はそんなに流行っているのか

全世界的に見ると結核はかなり流行しています。感染症の中では二番目に死亡率が高い感染症として知られています。日本国内では芸能人のJOYさんやお笑い芸人の箕輪はるかさんが感染したことで結核の名前が話題になりました。毎年約2万人が結核に感染しています。その1割、約2000人が死亡している恐ろしい病気です。

結核は昔の病気ではない

2016年になっても今回の事件のように19人が集団感染しています。また、毎年2000人以上が死亡しているということもあり、昔の病気だからと甘く見て重篤な症状が出てから病院に行くのではなく、軽い症状であっても病院には行くようにしましょう。

自分だけではなく、自分の身近な人が咳が止まらなかったり、痰がよく出る、と訴えていたら病院に行くように勧めてあげてください。

名前:カペラ
どうも、カペラです。健康にまつわるテレビ番組、雑誌、ニュースなどを見かけたらまとめています。人に健康に関して教えるのも好きですし、自らまとめることで自分の知識を高めようという思いもあります。
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