[主治医が見つかる診療所] 早期発見SP第4弾!歩けなくなる病気

2014年1月27日 カテゴリ:

今回は歩けなくなる病気特集です。
3つの病気を7つの質問で判断することができます。
今回紹介する病気は「腰部脊柱管狭窄症」「骨粗しょう症」「閉塞性動脈硬化症」の3つです。
自分に当てはまっていないか、是非確認してみてください。

簡単7つのチェック

あなたは最近こんなことありませんか?
7つの質問に○か☓で答えて下さい。

  1. 以前に比べ食欲がなくなった
  2. 背が縮んだように感じる
  3. スリッパが脱げやすい
  4. 排尿がしづらい・残尿感がある
  5. 足の爪の伸び方が左右で違う
  6. 靴ずれが治りにくい
  7. 足がよくつる

あなたはいくつ当てはまりましたか?
これらの項目に1つでも当てはまると将来歩けなくなる病気である可能性があります。

腰部脊柱管狭窄症

脊柱管とは、背骨の中にある神経の通り道で、その周りにある靭帯や骨の変形などによって脊柱管が狭くなる事で脊柱管狭窄症が起こります。
腰部脊柱管狭窄症では、神経が圧迫されるため、腰痛や足のしびれなどが起きます。
最悪の場合は、下半身が麻痺し、歩けなくなることもあります。

患者数は増え続け、その数なんと約365万人とされています。芸能界でも落語家の桂歌丸さんがこの病気に悩まされ、3度も手術しています。

腰部脊柱管狭窄症が重症化した場合、傷ついてしまった神経は再生しづらく、手術をしてもしびれなどの後遺症が残る事があります。

腰部脊柱管狭窄症の原因

多くは肥満、姿勢(長時間の立ち仕事、座った状態が長く続く)などが原因とされています。
また、加齢によって靭帯や骨の変形が原因でもあります。

7つのチェックで当てはまる腰部脊柱管狭窄症

上記の7つのチェックで3、4、7番に1つでも当てはまる人は腰部脊柱管狭窄症の可能性があります。
腰部脊柱管狭窄症を発症した時によく現れる症状です。
何故このような症状が現れるのでしょうか。

スリッパが脱げやすい

スリッパを履くには足を反る力が必要です。これは腰の神経を介してコントロールされています。
その神経が障害を受けることで足の反る力がなくなってスリッパが脱げやすくなります。

排尿がしづらい・残尿感がある

膀胱括約筋と呼ばれる水道の蛇口のような役割をする筋肉も腰の筋肉を介してコントロールされています。
その筋肉が弱くなることで泌尿、残尿感、ひどくなると失禁してしまいます。

足がよくつる

ふくらはぎの筋肉の中には腱が収縮しいないようにセンサーがついています。
このセンサーが腰の神経を介してコントロールされています。
そのコントロールのバランスが悪くなったため、足がよくつるというワケです。

腰部脊柱管狭窄症の約40パーセントが数日に1回足がつると実態調査の結果で分かっています。

腰部脊柱管狭窄症の早期発見法

  • 間欠跛行
  • 体を後ろに反らすと症状が強まる

間欠跛行というのは、ある程度の距離を歩くと痛みやしびれが出ますが、少し休むと症状が軽くなり歩くことが出来ることを指します。
一方椎間板ヘルニアなどの場合は、痛みが常にあり、少し休んでも症状は変わりません。

腰を反ると症状が悪くなって、前屈すると症状が弱まるというのも特徴です。
そのため、自転車に乗ったり手押し車を押すと自然に前屈みになるので症状が和らぎます。

骨粗しょう症

加齢やカルシウム不足などが原因で骨の中が隙間だらけになり強度が著しく低下し、骨折しやすくなってしまう病気。
推定患者数は約1280万人とされており、特に女性に多い病気でその発症率は男性に比べ3倍と言われています。
60代女性の約3割、70代女性の約5割が骨粗しょう症であるとされています。
女性は閉経後に骨量が急に減少することによって発症リスクが高まります。

骨粗しょう症で骨折しやすい場所

背骨、腰骨、手首、肩、太ももの付け根などが代表的です。

中でも一番危険なのが太ももの付け根。
立てなくなってしまい、手術をしてリハビリをしても正常に歩くことができなくなると言われています。
そして、太ももの付け根を骨折した人の約5ワイが要介護状態になります。
これにより、寝たきりや認知症になるリスクも高まってしまいます。

生活習慣で骨粗しょう症になる

タバコ、お酒、生活習慣病によって骨がもろくなる方もいます。
若い方であっても関節リウマチなどのある種の病気がある方は、骨粗しょう症に陥って、骨折を引き起こしやすくなります。
動脈硬化、糖尿病、偏食も骨粗しょう症を引き起こしやすくします。

骨粗しょう症になりやすい人

大抵の生活習慣病は太っている方がよろしくないと言われますが、実は骨粗しょう症に限っては痩せている方のほうがリスクが大きくなります。
常に骨にはある一定の負荷、重力の負荷を与えていることが大切です。
痩せている方の場合は重みが軽いので、負荷が少なくなってしまっているため、骨粗しょう症になりやすいのです。

骨は運動などである程度の負荷をかけると強くなりますので、日々の運動が大切です。

骨粗しょう症の予防法

1日30分程度のウォーキングや、階段の昇り降りなどをして骨に軽い負荷をかけるようにしましょう。

姫野医師はタンパク質と鉄が非常に重要だと言っていました。
鉄はレバーや牛のモモ肉、あさりなどから摂取することができます。
次に、カルシウムを沈着させるのにはビタミンDが必要ですので、鮭やキクラゲを多く食べると良いとのことでした。
日光浴によってもビタミンDははアッセイしますので、日光浴も効果的です。肘から下を出して、30分程度日に当たれば、1日に必要なビタミンDが作られます。
また、カルシウムが溶けるのを防ぐビタミンKも必要ですので、納豆や春菊を食べると良いんだとか。

7つのチェックで当てはまる骨粗しょう症

上記の7つのチェックで1、2番に1つでも当てはまる人は骨粗しょう症の可能性があります。
何故このような症状が現れるのでしょうか。

以前に比べ食欲がなくなった

骨粗しょう症による圧迫骨折がいくつか重なった場合に、腸や食道の居場所が大変窮屈になります。
それによって食道が蛇行したり、胃が圧迫されてしまい、胸やけや膨満感が現れ食欲が減少します。

背が縮んだように感じる

高い所に手が届かなくなってしまったり、身長を計測して昔に比べて背が4センチも縮んでしまった場合などは、圧迫骨折が原因と考えられます。
2センチ以上の短縮であっても、一度は検査したほうが良いとのことです。

骨粗しょう症の早期発見法

壁や柱におしりと頭の後ろを付けてまっすぐ立ち、おしりと頭の後ろがしっかりと付くようであれば、問題ありません。

閉塞性動脈硬化症

動脈硬化により、足などの太い血管が狭くなる病気です。
動脈硬化は飲酒、喫煙などによって血液中にコレステロールがたまり、そのコレステロールなどが血管の壁に入り込み狭くなる病気です。

閉塞性動脈硬化症が進行すると、細胞が壊死してしまい最悪の場合は足を切断することになります。

腰部脊柱管狭窄症と同じく、間欠跛行が起きます。

腰部脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の間欠跛行の違い

脊柱管狭窄症と血管性の跛行を見分ける1番のポイントは、座ってまた休憩しなければならないのが脊柱管狭窄症。
血管性の病気は気をつけの姿勢で休憩すれば歩けます。

7つのチェックで当てはまる閉塞性動脈硬化症

上記の7つのチェックで5、6、7番に1つでも当てはまる人は閉塞性動脈硬化症の可能性があります。
何故このような症状が現れるのでしょうか。

足の爪の伸び方が左右で違う

片一方にだけ血流が行かない、つまり片方にだけ栄養が行かなけれb爪の伸びが悪くなります。

靴ずれが治りにくい

傷を治すためには、体の中の免疫物質、白血球、タンパク質が傷まで届かないとダメなのですが、血管に狭いところがあると、栄養分がしっかりと届かなくなります。
ですので、いつになっても傷が治らないのです。

足がよくつる

酸素と栄養分が上手く配分されないと筋肉のバランスが悪くなって足がつる、というわけです。

閉塞性動脈硬化症の早期発見法

左右の足の脈を比べる事で早期発見することが出来ます。
この病気になると、足の血管が狭くなるため、脈を感じにくくなります。
そこで、足の脈をみることでチェックすることが可能です。

足の親指と人差し指の間から約5センチ上へ滑らせると、脈打つ場所があります。
左右ともに同じ場所に脈打つ場所がありますので、左右の脈に差がないか確認してみてください。

【番組の感想】

様々な恐ろしい病気を知ることが出来ました。中でも骨粗しょう症は知らないうちに骨折している可能性があるそうで、非常に恐ろしい病気ですね。
毎日行っているウォーキングを欠かさず行って骨に刺激を与えようと思いました。

2014年1月27日放送「主治医が見つかる診療所」より

名前:カペラ
どうも、カペラです。健康にまつわるテレビ番組、雑誌、ニュースなどを見かけたらまとめています。人に健康に関して教えるのも好きですし、自らまとめることで自分の知識を高めようという思いもあります。
興味がありましたら覗いてみて下さい。