[健康カプセル] 心臓以外にシグナルがあり!?狭心症を予防せよ!

2013年11月 3日 カテゴリ: 心臓関連

心疾患は、日本人の死亡原因第2位で、患者数は約192万人。年間死亡者数は約20万人とされています。
その代表的な病が、心臓の血流が悪くなる狭心症と心筋梗塞です。
そこで、狭心症について細かく紹介します。

狭心症とは?

心臓を養っている血管「冠動脈」に動脈硬化が起こる現象です。
これによって、血液の供給不足が起こって、胸が苦しくなります。
動脈硬化は高コレステロール症、高血圧、、喫煙などが原因となります。

心筋梗塞とは?

上記の状態から血栓ができ、血管が完全に詰まって心臓の組織壊死してしまう状態の事です。

狭心症と心筋梗塞の違い

狭心症の発作が数分から15分程度であるのに対し、心筋梗塞は30分以上続きます。
また、狭心症は安静にすると収まりますが、心筋梗塞は呼吸困難や失神を伴うことがあります。

狭心症の痛みは千差万別

心配事があったり、恋した時に胸がチクチク問いたいような感じにしか感じないこともあるそうです。

狭心症は胸の痛みだけではない

歯の奥が痛い、胸焼けがするなどの症状が出ることもあります。
また、左肩の酷い肩こりや、左腕のしめつけ、歯茎や奥歯の不快感などのシグナルが現れることがあります。

隠れ狭心症が存在する

冠攣縮性狭心症と呼ばれる狭心症です。
通常の狭心症が脂のコブ(動脈硬化)によって血流が悪くなるのに対して、冠攣縮性狭心症は、痙攣によって血管が一時的に狭くなることによって起きる狭心症です。
通常の狭心症は動いた時に発作が起きますが、冠攣縮性狭心症は、夜中から明け方の就寝中や安静時に起きるという特徴があります。

冠攣縮性狭心症の原因

一酸化窒素(NO)と呼ばれる物質が関係してきます。
血管には血管内皮と呼ばれる層があり、そこからNOが分泌されています。
NOには、血管を押し広げ、血流を良くする働きがあります。
しかし、動脈硬化により血管内皮の機能が低下すると、NOの分泌低下によって血管が広がらず、また筋肉への異常な刺激で血管が痙攣するというわけです。
これが冠攣縮性狭心症の原因になってしまいます。

血管内皮の能力が低下する原因

睡眠不足、ストレス、喫煙が血管内皮の能力を低下させるので、生活習慣を改める必要があります。

血管内皮を丈夫にするには(NOを増やすには)

最も大きな要因は運動習慣の有無であると言われています。
NOは血管内皮に流れる血液の刺激で分泌されます。
有酸素運動をすることで、血流が良くなり、血管内皮に刺激が多く与えられ、NOが大量に分泌されます。
更に、血管内皮の機能が正常化され、より多くのNOが分泌される好循環が生まれます。

食道の痛みと胸の痛みの差は分からない

専門医であっても、食道の痛みと胸の痛みの判断は難しいそうです。

狭心症シグナルチェック

1.左肩の酷い凝り
2.左腕の締め付け
3.歯茎や奥歯の不快感
4.胸焼けや吐き気
5.恋をしたような胸のざわつき

これらの症状が慢性的ではなく発作的に起きたら、狭心症のシグナルかもしれません。

有酸素運動が出来ない場合は「その場ジョギング」でNOを増やそう

鼻歌が歌える程度の強度でその場でジョギングを行うことで常にNOを出し続けることが出来ます。 気付いた時にこまめに行うことが大切で、トータル30分以上になるように心がけましょう。

狭心症の治療法

カテーテル治療

動脈硬化のコブをバルーンで広げて、ステントを入れて血流を確保する方法

バイパス手術

胸を開いて新しい血流の道を作る方法

衝撃波治療

尿路結石などの治療にも使われている衝撃波です。 血管内皮に衝撃波が当たるとNOや血管増殖物質が分泌されるため、軽い衝撃波を与えます。 これによって血管が拡張したり、毛細血管が増えたりして血液の循環が改善されます。 麻酔の必要がなく、副作用や合併症もない治療法です。 放送時現在では、「石川県立中央病院」と「東北大学」の2箇所で受けることが出来ます。 今後じょじょに利用可能な施設を増やしていくそうです。

※衝撃は治療はカテーテル治療やバイパス手術で治すことが出来ない患者さんのみが対象の先進医療です。

【番組の感想】
心臓を救うにはNOという物質が大切だということがわかっただけでも収穫だと思います。 私は1日1万歩以上を目安に歩いているのですが、それだけで血管内皮の活動が活発になると思うとこれからも続けていきたいし、続けていく意味を見出す事が出来ました。

2013年11月3日放送 「健康カプセル!ゲンキの時間」より

名前:カペラ
どうも、カペラです。健康にまつわるテレビ番組、雑誌、ニュースなどを見かけたらまとめています。人に健康に関して教えるのも好きですし、自らまとめることで自分の知識を高めようという思いもあります。
興味がありましたら覗いてみて下さい。