[主治医が見つかる診療所] 健康診断では見つからない心臓病の発見法

2013年8月12日 カテゴリ: 心臓関連

番組によると100人中98人の人が健康診断を受けていると答えています。そのうち3割程度が心臓を気にしていました。
しかし、健康診断では見つからない心臓病があるのです。今回はそんな心臓病の発見・予防方法をご紹介します。

狭心症

動脈硬化などが原因で冠動脈が狭くなり、心臓に十分な血液が行かず、心臓の機能が低下する病気です。
これが更に進行し、血管が完全に塞がってしまうと、心筋梗塞を引き起こし突然死してしまう可能性もあります。
通常、狭心症は身体を動かした時に息苦しさなどの症状が出る事が多いです。

何故見つからないのか

健康診断で行われる心電図検査は心拍のリズムや強さを波形で表し、心筋梗塞や心臓肥大といった心臓の病気を発見する方法です。 しかし、狭心症の場合、発作の瞬間の心電図をとらないと発見することはできません。 しかも健康診断の心電図は安静な状態で短時間しか計測しないため、発作が起こる可能性が低く、狭心症を健康診断の心電図検査で発見することは非常に困難なのです。

いち早く発見するには?

健康診断での結果を「病気を見つけるのではなく変化を見つける」ようにすること。 大きな変化があった場合は、病気の可能性があるので病院を受診しましょう。

胸の異変が狭心症か見分ける方法は?

・首や肩、腕、脇など胸以外にも左半身の耳からヘソ辺りまでがギューっとした感じの痛みが走ります。 ・狭心症の人が痛みを訴える場合は痛い箇所を指さす時は指を曲げて押さえる場合が多いです。  指が伸びている場合は、無意識の内に表面の痛みであることを自覚しているんだとか。 ・女性の場合は、汗が大量に出たり、息切れがしたり、吐き気が狭心症の症状として出ることがあるそうです。  また、姫野医師曰く、結婚している人としていない人では結婚している女性のほうが狭心症のリスクが3倍も高いという研究結果があるそうです。

知っておくべき典型的な症状

安静な時は大丈夫であっても、坂道や階段を同じくらい登った時に、必ず同じように症状が出るといった、再現性が非常に大事です。再現性がある場合は病院へ行きましょう。

心臓弁膜症

心臓には4つの弁があります。この弁を閉じたり開いたり閉じたりすることで正常に血液を流しています。
この弁に異常がある場合、血液が逆流してしまい、正常に血液が流れなくなります。
心臓の血液の逆流が起こると、全身へ流れる血液の量が減るため、心臓がより強い力で血液を流そうとします
その結果、心臓の負担が増え続け、ダメージが蓄積されていくのです。これが動悸や息切れの原因となったり、最悪の場合は突然死ということも。
この心臓弁膜症は推定患者数200万人以上と言われています。

何故見つからないのか

おさまらない咳が特徴の一つです。 心臓弁膜症は、心臓の弁を逆流した血液で肺がうっ血し、空気が入るスペースが減ります。その結果、咳き込んだり息苦しさを感じるのです。 更に、横になると肺のうっ血ひがひどくなり、一段と呼吸がしづらくなります

いち早く発見するには?

むくみは心臓弁膜症の初期症状ですが、1日立ち仕事していて夜にむくむのは心配いりません。夕方の足のむくみ、朝の顔のむくみは怖くありません。 しかし、朝になっても、足のむくみが引かない人や、夕方になっても顔のむくみが引かない人は心臓弁膜症の兆候と言えるそうです。

脳梗塞

脳内の血管が詰まって酸素や栄養がいかなくなり脳細胞が壊死してしまう病気です。
今回ご紹介する脳梗塞は、不整脈により血栓が心臓内部で出来て、脳に飛んだことによる脳梗塞です。

何故見つからないのか

不整脈の種類によっては出たり出なかったりしますので、健康診断で行う心電図検査の間に不整脈が現れなければ健康診断では異常なしと診断されます

危険な不整脈から身を守るには?

脱水になっていると、血が固まりやすくなりますので、脳梗塞の確率が高まります。ですので、しっかりと水分を摂りましょう。

姫野医師はストレスが関係しているとのこと。

危険な不整脈の早期発見法

1.普段から自分の脈をとるクセをつけること。普通の人は絶対に触れるハズです。しかし、心房細動の発作(危険な不整脈)が起きると同じ所を触っても脈がわかりにくくなります
調子が悪い、胸がドキドキスルなどの時に脈を触ってみて、脈が分からない場合は危険な不整脈を起こしている可能性が高いそうです。

2.家で血圧を3回測って、3回ともバラバラに違う時は危険な不整脈が起きている可能性があるそうです。

主治医が実践!心臓病を予防する生活習慣

秋津医師 - 「不要なドキドキを避ける!」

余計なストレスを心臓にかけないようにしているそうです。
具体的には絶叫コースターに乗ったり、ホラー映画を見たり、浮気をして不要なドキドキを避けているとのことでした。

上山医師 - 「ストレスをためない!」

ストレスをいかに切り替えるかを考えたほうがいいとのこと。ストレスを断つ、抜く方法を見つけましょう。

細川医師 - 「癒しの時間を大切に」

飼っている猫をなでたりして癒されているそうです。

姫野医師 - 「質の良い睡眠」

心臓にとってはぐっすり眠ることが非常に重要で、心臓は1日に10万回動いているから休むことがないのですが、寝ている時は脈がゆっくりになって休まります。

南雲医師 - 「駆け込み乗車はしない!」

普段運動をしない人が想像以上に心臓に無理をさせてしまうので、駆け込み乗車はやめましょう。

南淵医師 - 「50歳を過ぎたら冠動脈CT」

とにかく心臓を診る、調べる、これに尽きるそうです。


【番組の感想】

幸い私は心臓の精密検査をしたことがありますので、どちらも当てはまらず、ちょっと安心していますが、油断は禁物です。
毎年検査を受ける事で異常を発見する指針にしていければと思いました。

名前:カペラ
どうも、カペラです。健康にまつわるテレビ番組、雑誌、ニュースなどを見かけたらまとめています。人に健康に関して教えるのも好きですし、自らまとめることで自分の知識を高めようという思いもあります。
興味がありましたら覗いてみて下さい。