[家庭の医学] 今急増している病気ランキング 高齢者世代(65歳以上)編

2013年7月23日 カテゴリ: 病気

今回は1日に全国の病院でどれだけの患者がどんな病気で治療を受けているか調べた「患者調査」を元に、世代別に分類し、今増えている病気を知って予防・対処法を学ぶという回です。
40代の中年世代、50歳から64歳の熟年世代、65歳以上の高齢者世代に分類し、各世代で要注意な病が紹介されています。

この記事は、65歳以上の高齢者世代をメインに取り扱います。
今回高齢者として扱うのは1948年(昭和23年)以前に生まれた方が対象です。

1999年の患者調査と、2011年の患者調査を比較し、増加率を算出し、増えた病をランキングにしました。

10位 慢性腎不全(増加率2.5倍)
様々な原因で、腎臓の機能が慢性的に低下する病の事。
9位 前立腺がん(増加率2.6倍)
男性だけにある臓器、前立腺に出来るガン
8位 糖尿病(II型)(増加率2.7倍)
血液中のブドウ糖を摂り入れにくくなり、血糖値が異常に高くなる病です。
7位 睡眠障害(増加率(増加率2.97倍)
6位 裂肛及び痔ろう(増加率3倍)
裂肛とは切れ痔のこと。痔ろうは肛門の内側が細菌に感染して可能する病です。
5位 下肢静脈瘤(増加率3.2倍)
足の静脈にコブ状の血のたまりが出来る病です。
4位 アトピー性皮膚炎(増加率3.4倍)
3位 シェーグレン症候群(増加率3.9倍)
眼や口などの粘膜が乾燥して、炎症を起こす自己免疫性疾患の事です。
2位 急性膵炎・子宮筋腫(増加率4倍)
1位 アルツハイマー病(増加率13.7倍)
脳が萎縮し、記憶力や思考力が低下します。それにともなって日常生活に支障をきたす病です。

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高齢化によってアルツハイマーの比率が増えただけなのでは?

65歳以上の人口は、比較対象の1999年と較べて1.4倍しか増えていませんが、アルツハイマー病は13.7倍も増加しているため、一概に高齢化だけが原因とは言えそうにありません。

では何故アルツハイマー病が増えているのか

・病気が広く知られるようになり、診断技術も向上した事
・糖尿病がアルツハイマーに関係しているとの研究結果が出ているから

99年に発表された糖尿病はアルツハイマーになるリスクが1.9も高くなるそうです。
また、糖尿病は血糖値が異常に上昇し、インスリンの量や働きに異常が生じる病気です。実はこのインスリンはアルツハイマー病になるアミロイドβの分解を助ける役割を持っています。
なので、糖尿病になると、アミロイドβの分解が進まなくなるためアルツハイマー病の発生リスクが高くなるとされています。

糖尿病とアルツハイマー病の両方を予防するには?

1日50分以上のウォーキング

運動は糖尿病の予防だけではなく、アルツハイマー病の予防にも効果的です。 運動を行うことでアミロイドβの分解酵素を増やすことが動物実験で確認しているそうです。 1階が10分ずつでも1日で合計50分異常歩けば効果が期待できるそうです。

地中海料理

食生活を比較した所、アルツハイマー病を発症していない人の共通の料理は穀物(お米、パン等)に加え「魚介類が多い」「オリーブオイルをよく使う」「ワインを飲む」「緑黄色野菜が多い」という共通点があるそうです。 まさに地中海料理ですね。地中海料理の特徴を取り入れつつ様々な食材を摂る事が効果的です。 ちなみに、ワインは男性でグラスに2杯程度、女性では1杯ぐらいが適量だそうです。

普段の何気ない生活で下肢静脈瘤は引き起こされる

長時間椅子に座っているという生活が静脈に負担をかけているそうです。

立ちっぱなしの場合

重力の影響で静脈の血液が心臓に戻りにくくなり、滞りやすくなり下肢静脈瘤が出来上がります

椅子に長時間座っている場合

椅子に座った状態は地面に座っていた昔の生活様式に較べて重力の影響をうけやすいんだとか。
【番組の感想】

下肢静脈瘤に悩んでいらっしゃる方には申し訳ないのですが、後半の下肢静脈瘤が長すぎてグダグダでした。
折角世代別で分けているのに1時間もこれに使ってしまって大丈夫なの?と余計な心配をしてしまいました。
今回は微妙な回かもしれません。

2013年7月23日放送 「みんなの家庭の医学」より

名前:カペラ
どうも、カペラです。健康にまつわるテレビ番組、雑誌、ニュースなどを見かけたらまとめています。人に健康に関して教えるのも好きですし、自らまとめることで自分の知識を高めようという思いもあります。
興味がありましたら覗いてみて下さい。