[健康カプセル] 手に出る大病

2013年12月 8日 カテゴリ: 病気

手の痛みや痺れでいろいろな病気の兆候が分かります。
実際の患者さんのケースを元に、危険な手の痛みやしびれの見分け方と対策法を紹介!

手に出る大病

番組で紹介された手に出る大病をご紹介します。

頚椎症

番組で紹介された方は、左の小指と薬指が物を持つ時にピリピリと痺れたそうです。
1ヶ月経っても治らないため受診した所、頚椎症と判明しました。

頚椎症とは、何らかの理由によって首位の骨が変形してしまう病気です。
変形した骨が、首から手に向かう神経を圧迫すると指先がしびれる事があります。
番組で紹介されていた方は、左上腕部の骨折が原因で頚椎症になったと考えられるそうです。

頚椎症は神経が圧迫されるとしびれるため、症状が出たり出なかったりします。
病状が進行し神経が侵されると、歩行障害や寝たきりになってしまうこともあるそうです。

違和感を感じた場合は、首を気になる手側の後方(斜め後ろ)に曲げた時に、肩などがしびれると病気の可能性があります

肺がん

東京脳神経センター神経内科の作田学先生にお話を伺った所、右腕の二の腕辺りのチリチリとした痛みから始まって徐々に広がっていったという方が紹介されました。
日を追うごとに痛みが増し、1か月後には激しい痛みに。その痛みは焼け火箸を当てられたような感覚だったといいます。

その症状から発覚した大病は、肺がんだったそうです。実は紹介された方は1日にタバコを2箱吸うヘビースモーカーだったのです。それが原因となり肺がんとなったとのことです。

しばしばがんが出来る肺の上部付近には、首から腕に行く神経が密に通っているそうです。ガンが神経を障害するため、二の腕に痛みが生じるそうです。
右とは限らず左にも現れるこの症状。肺がんは進行が早いので、二の腕に違和感があったら、診察を受けるのが一番良いとのことでした。

肺がんで腕にしびれを感じる場合は、体温が上がると痛みが増すという特徴があります。
お風呂の湯船に入った時に痛みが増すような場合は危険信号です。


脳梗塞

番組で紹介された方は、パソコンのキーボードを打っている時に、しびれを感じて右手が動かなくなりましたが、10分位で回復したそうです。
以前むち打ち症になったので、それの関係かと思い放置してしまいました。しかし、翌日の夕方買物に行こうと歩いていると右手が痺れ感覚がなくなったそうです。
翌日病院に行こうとその日は就寝しましたが、午前4時頃、右腕の異常で目が覚めました。それは手だけではなく右側の唇にまで異常(痺れ)を感じたそうです。
更に、ろれつが回らない状況だったそうです。
診断結果は軽度の脳梗塞だったそうです。

脳梗塞とは、血栓などで脳の血管が詰まり、突然死することもある恐ろしい病気です。
手や唇を支配している部分は梗塞し易いため、しびれが生じます。
しびれる度に症状が重くなるのも脳梗塞の特徴です。
脳梗塞は血圧が上がる朝方に起こることが分かっています。また、予防法としては、水分を多くトリタバコや暴飲暴食を避けるようにしましょう。

手のセルフチェックで分かる病気

脳梗塞や手根管症候群など、様々な病気を手のセルフチェックで確認することができます。
それらをご紹介します。

脳梗塞グーチェック

  1. 両手のひらを上に向けt前に出す
  2. 握りこぶしを両手で作る(親指は外)

このチェックでは、脳梗塞をチェックすることが出来ます。
2番の握りこぶしを作る段階で、片方の手が内側に曲がる場合は脳梗塞の可能性があります。
脳梗塞になると内向きの力が強くなります。なので、握りこぶしを作る時に内側に曲がった場合は脳梗塞が疑われるのです。

手根管症候群・腱鞘炎

横浜市立大学附属市民総合医療センターの長谷川修先生にお話を伺いました。

手根管とは、手首の中にある骨と靭帯によるトンネルで、中に神経が通っています。
手首付近の炎症で神経が圧迫されて手がしびれる症状を手根管症候群と呼びます。
手根管症候群では、親指から薬指の半分までがしびれるそうです。

手根管症候群のセルフチェック法は、手首を曲げあわせた状態で30秒間キープし、指先がしびれるかどうかを調べます。
痺れや痛みが出た場合は手根管症候群の可能性があります。
また、ティネル様兆候テストというテスト方法もあります。手の根本をたたき、指がしびれるかどうか調べるというものです。この時、手首を叩いて痛みが手首に出る場合は腱鞘炎の可能性があります。

肘部管症候群

両肘を曲げ、両手を胸の位置にし、指がしびれるかどうかを調べます。
小指や薬指に痺れが出た場合は、肘部管症候群という病気が疑われます。

肘部管症候群とは、肘付近の尺骨神経が損傷することで小指と薬指の半分に痺れが出る病気です。
男性に多く、パソコンのキーボードを打つ際など、肘を長時間曲げているとしびれがひどくなる特徴があります。
放置すると、小指と薬指がまっすぐ伸びなくなり、握力が低下することもあります。

予防法としては、長時間肘を曲げないことです。

【番組の感想】

手の異変から様々な病気が見つかることが分かりました。
何か異変を感じたら、今回のチェックをこまめに行って行こうと思いました。
特に肺がんや脳梗塞などは本当に恐ろしい病ですので、しっかりと自分をチェックしていきたいと思います。

2013年12月7日放送「健康カプセル!ゲンキの時間」より

名前:カペラ
どうも、カペラです。健康にまつわるテレビ番組、雑誌、ニュースなどを見かけたらまとめています。人に健康に関して教えるのも好きですし、自らまとめることで自分の知識を高めようという思いもあります。
興味がありましたら覗いてみて下さい。